治療は自分で動いて、自分で治せ

運動には大まかに分けて、自動運動(active)と他動運動(passive)があります。
例えば肩を上げる場合、
自分の力で肩を上げる➡︎自動運動
他人に肩を上げてもらう➡︎他動運動
となります。

治療法においては、多くの治療院が「他動運動」を用いています。
例えばマッサージや、バキバキっと骨格矯正をする手技なんかがそれに当たります。
他人に「やってもらう」治療ですね。

当院では「自動運動」を用いた治療に重きを置いています。
治療者が補助的に軽い負荷をかけ、それに抵抗するように患者さん自身に動いていただきます。
筋肉がゆっくりと伸びることを感じられる心地良い施術です。

自動運動を用いるメリットとしては、
・事故が起こりにくい
・軽い力で自ら動くことにより、インナーマッスルが働き、身体の内面から深く変えることができる
・治療効果が持続する
・治療者がいなくても自分で治せる
ことなどが挙げられます。

良くある治療の見落としとしては、例えば治療者が患者さんの肩を上げたら150度上がるけど、自分で肩を上げたら100度しか上がらない・・・
こんなことがしばしば起こります。
角度にラグが起こるのですね。

やはり自身で使える筋肉、身体にしていくことが重要ですね。

もちろん「今日は動くのかったるいなー」
「何もしたくないなー」
そんな時の為の施術メニューも用意してますのでご安心を(^^)


余談ですが、イチロー選手も「自動運動」を用いて劇的な回復を遂げたようですね!

まだまだ活躍する姿を見たいですね!


本日もブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。