無意識な動きで身体は良くなる

前回の記事でもお伝えしましたが、動物や人間は「気持ち良く伸びると歪みが整う」のです。つまり身体は元の自然な状態に戻り、治りやすくなっていくのです。これらは多くの場合無意識的に行われています。(感覚が鈍麻している現代人では意識的に行うよう指導することもありますが)

この「無意識」というのがキーポイントであり、重要です。

さて、他に無意識に行う動きには何がありますでしょうか??

寝返りも無意識行動のうちの一つです。

赤ちゃんは縦横無尽に寝返りを行い、一見めちゃくちゃなあの動きにより身体の歪みを整えているのです。
よって、赤ちゃんには原因不明の腰痛や肩こりにはなりません。

もちろん大人になっても寝返りは無意識に行われるのですが、脳の成熟に従って赤ちゃんよりは寝返りの頻度が下がるのが通常です。

ここで重要になってくるのが、寝返りをしやすい環境になっていますか?ということ。

極端に柔らかい、フカフカのベッドなどで寝ていませんか?
あまりに柔らかい材質ですと身体は沈み込んで動きにくく、無意識な動きを制限することになります。
適度な弾力があると、寝返りが誘発され、起きたときの寝違いや、腰の辛さが軽減されますよ。

または特定の位置にドレッサーなど障害物がある、または赤ん坊をいつも右側に位置させて就寝している・・・などなど。

時には寝る配置などを変更してみて、特定の姿勢にならないように工夫してみるのも良いかもしれません。


当院では「反射」を誘発するテクニックを用いて、無意識な動きを引き出して施術を行うことがあります。
特にギックリ腰や寝違いなどの急性痛に効果絶大です。

お困りの方がいらっしゃれば、是非当院へご相談下さい。


本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!