子供の腰痛はくすぐれば治る


皆さまお疲れ様です。
お元気ですか??
ハンパじゃなく暑い日が続いてますねー

8月は今より暑くなるんでしょーかね?
もう既に、これより薄着はできない格好で家では過ごしていますが、皆さまはどんな格好でお過ごしでしょうか?

ちょっと気になったんですけど、最近「酷暑日」という言葉が多用されてますよね?

夏日は最高気温が25度以上の日
真夏日は最高気温が30度以上の日
猛暑日は最高気温が35度以上の日

それでは酷暑日は40度以上の日!?
と思いきや、
猛暑日と同じ定義らしいですね・・・

酷暑日は、マスコミが多用するので一般的に浸透してきたようですね
ただ、気象用語としては正式な物ではなく
「猛暑日」が正式用語みたいです。
(もはや暑過ぎるし、どうでも良いですけどね)

少々脱線いたしました・・・
次の項から本題です。


長男が軽いギックリ腰に・・・



我が家では最近お馬さんごっこが流行っています(嫁は除く)

主に四つ這いで馬の真似をしている私に、息子または娘がまたがり、(たまに息子娘のダブル乗馬)

時には早く、時には遅くと緩急をつけながら動き、時にはロデオのように暴れ馬を演じ、
子供達は落とされないように、キャーキャー言いながらしがみつくゴッコをやっています。
(私がゴッコで楽しいのはせいぜい3回くらいまでですが、子供達の要望は尽きることを知らず、20回くらいやらされます。自分の体幹トレーニングのためだ!と後半は割り切ってやってます)

そんな時長男が、
「今度は僕がお馬さんになる!」
と言い出しました。
妹は「乗る〜!!」とやる気マンマン(笑)

僕はこの時昔の自分の思い出が脳裏を横切りました。
自分の幼少期に、風呂場の浴槽でイルカの真似をして、二つ下の妹を背中に乗せて遊んでいました。(私には妹がいます)
翌日腰が痛くなり病院に行くと、
「ギックリ腰だねー!若いのになんでだろうねー!(笑)」とお医者さんが笑っていたのを覚えています。

そんな腰痛のことが頭をよぎりながらも、
長男に「無理せずやってみな!」と言ってしまいました。

息子と娘はキャッキャと遊んでいたのですが、遊び終えてしばらくすると長男がまさかの
「腰が少し変〜」
と・・・。

自分の幼少期の腰痛体験がありながらも、それを教訓にできなかったことにリスク管理不足を痛感いたしました。
息子よ、すまん!!


くすぐりで無意識な動きを引き出す!



幸い、長男の痛みの程度は激痛ではなく軽いものでした。
しかし治療家たるもの、もう少しなんとかしてあげたい!
どうするか!?
考えていたところ、操体法の創始者 橋本敬三先生の「無意識な動きは身体を整える」
という言葉を思い出しました。

例えば
・無意識的な伸び
(長時間のドライブの後って、伸びたくなりますよね?そういうイメージです)

・痛みから逃れる
 (当院の治療でも、瞬間的に強い刺激を入れますが、大抵の人は反射的に身体が痛みから逃げるように動きます。その逃げる方向こそがその人が求めている動きであり、本能的かつ無意識的なものです。そういった動きで身体を整復しているのです。)

・寝返りなどの身体活動
(子供は寝相がすごいですが、あのゴロゴロと布団を縦横無尽に動き回る動きこそ、身体を整える行為なのです。そのため、大人のように寝起きに首や腰が痛くなることなく、起床直後よりエネルギー全開!!で走り回ることができるのです)

そこで考えたのが、橋本先生の著書の中にもありますが、
くすぐってみよう!
ということです。

痛み刺激与えるのはかわいそうだし
(泣かれると面倒だし 笑)

くすぐりから逃れてバタバタ動けばきっと良くなる!
そう思ってやることに決めました(^^)

「じゃあ腰治してあげるよ♩」
「どうやって〜??」
「こうやって〜(^^)」

とお腹のあたりをこちょこちょやって、暴れさせてみました

「やめろやめろ〜(笑)」と息子は首や体幹、手足など全身をバタバタ使って暴れています。

10秒くらいくすぐった後に、腰はどうだ?
と聞くと、
あれ?ほとんど痛くない!
とのこと。

おまけに、くすぐりでお腹にも力が入りやすくなったようで、
「トイレ行ってくる〜!!」
と大きなウンチも出るというおまけ付き!

くすぐりの効果はすごいなー!


日頃からくすぐり療法で健康的に!



おそらく「くすぐり」にはまだまだ詳しく解明されていないチカラがたくさん備わっていると思われます。

例えば背骨、骨盤の整復や調整にも役に立ちます。

背骨からは内臓や各器官を無意識的に調節する「自律神経」が分布されるので、内臓も働きやすくなると考えます。

また女の子であれば、子宮の位置なども整うため、将来 婦人科系の病気になるリスクも減るんじゃかいかな?と考えています。

なにより、子供との身体を使ったコミュニケーションによって愛情も育めるし、すごく「くすぐり」は良いですよね!
しかし、ついついくすぐり過ぎて泣かせてしまうこともあるので、何事もバランスですね(笑)
何でもやり過ぎは良くない!


という訳で、お子さんがいる方は
是非日頃から「くすぐり療法」を取り入れ、健康的で、かつ色々な意味で笑いの絶えない関係を作ってみて下さい(^^)


本日もブログを最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。