操体法
操体法は、創始者である橋本敬三先生が、人間の体はもともと誤りがなく作られており、自然の法則に反すると、体にひずみをつくり「不快」信号を出し、逆に「快」なことをすると、もとの正しいバランスを備えた体に戻るという基本的な考え方を基に作り上げられました。
前述にある操体法における自然の法則とは、「呼吸」「飲食」「身体運動」「精神活動」です。これらは人間が必ず自分でしかできない、自己責任生活におけるものです。
ぜひ、心地の良い操体法を味わって下さい。
内臓調整法
内臓は平滑筋という筋肉でできており、食生活や姿勢などで負荷や圧迫が加わることで歪み、機能低下やそれぞれの内臓に関連した身体症状が現れます。
例えば、肝臓の疲労がある方へのアプローチにより、しばしば右肩の痛みや重だるさの改善が得られます。
また、大腸へのアプローチにより便秘などの症状が改善される方もいらっしゃいます。
ぜひ、内臓アプローチを試してみてはいかがですか?
頭蓋仙骨療法
頭蓋骨〜脊柱〜仙骨は、微細な動きですが、自動的に一定のリズムで動いています。肺呼吸が始まる前、胎児の頃から上記のリズムが存在することから、第一次呼吸メカニズムと呼ばれています。このリズムを調整することにより、人間が本来持っている自然治癒力を引き出すことができます。
またこれらの骨の内部は脳脊髄液と呼ばれる物で満たされており、脳や脊髄を守るクッションの役割の他、ホルモンバランスや自律神経系の働きにも大きな影響を与えます。
すなわち、このリズムが乱れることにより、めまい・耳鳴り・動悸・冷や汗・うつ症状など様々な症状が現れることがあります。
原因不明と思われる症状に悩まされている方は、ぜひ頭蓋仙骨療法を試されてはいかがでしょうか。